Factory
フロントフォーク倒立化計画
フロントフォークはを倒立にしようと思い立ち,作業を開始。
ブログで作業の様子をレポートしたが,正式にホームページにも掲載することにしました。
今後,同じように無謀な(笑)ことを考える方のための参考となれば幸いです。
9月16日 部品到着
商品:【YZF750R】逆車 フロントホイール・ディスクローターセット
落札単価:25,500 円
※ レース用のタイヤも付いていましたが,捨てました。
商品:【YZF750R】逆車 倒立フロントフォーク・キーセット
落札単価:62,500 円
写真にはありませんが,
アクスルシャフトやカラーも付属してました。
商品:【YZF750R】逆車 フロントフェンダーセット
落札単価:9,500 円
色は白地に紫(青っぽく見えますが・・・)
商品:【YZF750R】逆車 ハンドルセット
落札単価:3,700 円
ハンドルは,最終的には使いませんでした。
ステム部より前のパーツが一式,オークションに出品されていたので,多少高くついた商品もあったが,すべて落札した。
ありあわせの部品の集合体では,いろいろと問題があるので,それを考えると同一車両のパーツのほうが移植しやすい。
今回も,基本的にはステムシャフトさえ打ちかえれば,とりあえず取り付けられる。
9月17日 キーシリンダーの取り外し
キーシリンダーとタンクキャップなども同梱されていたので,「そのまま使えるかな~」と,のんびり構えていたら・・・
タンクキャップは問題なかったのですが,メインキーは「ときどき」しか回らないんです。使い物になりません。
しかたがないので,取り外して,TRXのものに変更するしかありません。
が,
盗難防止の観点から,ネジを緩められないようなネジが使われています。
普通にははずせそうもありません。
しかたがないので,φ8mmのドリル(ボール盤)で,ネジの頭をさらって,取り外しました。(写真は,ネジの頭が取れた状態)
当然,ネジの部分はトップブリッジに付いたままとなりますので,チャックではさんで,インパクトドライバで抜きました。
TRXも同じように作業して取り外しました。
写真は,抜き取ったボルトです。ネジ止め剤がタップリ塗ってあったようで,苦労させられました。
オークションに出品されているトップブリッジにキーシリンダのステーが削るとられているものが結構出品されている原因が良くわかりました。
しかし,公道仕様車の場合は,キーシリンダー必須なので,今回無事にとることができて本当に良かったです。
9月20日 フロントフォークのオーバーホール
フォークをステムからはずして車に乗せて,バイクやへ
フォークのオーバーホールは自分では大変そうなので,バイクやさんにやってもらいます。
同時に,ホイールからタイヤをはずす作業を頼みました。
(その後ホイールを塗装しようとしたら,ディスクボルトが固着していたために,これもバイクやさんに頼んで,はずしてもらいました。
外注に出したものの,消耗品などの交換に伴い,メーカーへパーツの発注をする際に,車体番号が必要になります。同じ車種でも,年式や販売される地域(国)で仕様は異なることがあるので,4HD-******と全てわかったほうが確実なんだそうです。
10月5日 トップブリッジの磨きと塗装
キーシリンダーをはずしてから,トップブリッジは不足などをキレイにするために,耐水ペーパーで磨き倒しました。
鋳造品なので,チョット梨肌っぽい部分も残っていますが,まずまずの仕上がりです。
耐水ペーパーによる磨き痕をそのまま生かした仕様にする予定でしたが,クリアーを吹いたらそれほど磨き痕が目立たず,イメージと違ったので,今風に黒く塗装することにしました。
(本当ならアルマイト処理して黒くするんでしょうが,経費節約です。)
この「黒」はマットブラックです。ツヤありの黒よりも,なんとなく雰囲気がいいのでつや消しにしてみました。
10月7日 フロントホイールの塗装剥離と再塗装
市販の剥離剤を刷毛でホイールに塗っています。
しばらくすると,塗装面がしわしわになって塗装が浮いてきます。
これを,へらなどでこすって落とします。
剥離剤をケチったのと,凹凸が邪魔をして十分い剥離できなかった部分もあります。
再度,剥離作業を行います。
剥離剤を,結構タップリ塗って再挑戦です。
凹凸のある部分(文字が刻印された部も)はワイヤーブラシでガシガシこすって,きれいにしました。
レーシングスタンドにホイールを固定して,くるくる回しながら塗装します。
プライマーも白を使って,その上から結構厚めに塗ります。
3回くらいに分けて,丸々1本分塗りました。
最後にクリアーを吹いたつもりが,メタリック用のクリアーだったので,変な感じになってしまい,再度白を上塗りするハメになりました。
10月12日 E-proのアップハンドル入手
ヤフーオークションにて落札しました。
商品:YZF-R-1用エイジュウ製ポジションUPハンドル
落札単価:15000 円
このハンドルはノーマル(YZF750R)に比べて,ハンドルバーの取り付け位置がおよそ3cm程度高く,しかも手前側にバー1本分ほど近くなっています。これによりかなりポジションも改善されることが予想されますが,難点を言えば,若干垂角が大きく設定されているためその分はマイナスです。
ノーマルのハンドルはこれで使わなくなったので,再びオークションへ旅立った行くのでした。(いい人にもらわれるんだぞ~幸せになれよ~)
10月17日 ステム打ち換え
ステムを打ちかえるために,フロントをバラしました。
ケーブル類は,カウルステーにタイラップで固定。
ブレーキキャリパは買い物袋に入れて,ラジエターのところにぶら下げておきました。
取り外したステムです。
念のため,右がTRX用で,左がYZF750R用です。
写真では,そんなに差が無いように見えますが,TRX用はシャフトがかなり長いです。
宮崎内燃機工業 さんに依頼して,完成したステムです。
YZF750RのアンダーブラケットにTRXのステムシャフトとなっております。
これだけの作業を10分くらいでやってくださいました。ついでにベアリングのレースも入れてくれました。
こんだけやってもらったのに1000円でした!
この作業は,思いのほか安く上がりました。フォークのメンテナンスを依頼したバイク屋でステムの打ち換えができる所を尋ねたら,親切に教えてくださいました。ありがとうございました。
10月19日 キーシリンダーの干渉
ハンドルロックは,フレーム側のプレートに写真のような折り返しがあり,この部分が干渉してしまい,ハンドルを切ることができません。
ここは,思い切ってディスクグラインダーで削ってしまいましょう。
写真のように削り込み,何とかハンドルは切れるようになりました。
しかしハンドルロック用の穴とピンの位置が上下方向に5mmほどずれています。
しかも,キーシリンダーがトップブリッジから,結構飛び出した状態になっています。
そこで,キーシリンダー固定用のネジにスペーサー(今回はそこら辺に落ちていたステンレスのナット+ワッシャ)を入れて,高さを調整しました。
しかし,この状態では写真の位置でハンドルロックがかかる状態です。
しかたがないので,穴を開けなおしてきちんとハンドルを切った位置でロックがかかるようにします。
(車検ではハンドルロックがかからなければ通してもらえないようなのですが,かかればいいのかなぁ?)
現物あわせで,実際に穴を空ける位置を確認し印をつけます。
写真の●の位置です。
この位置は,穴が半円形になるので,ドリルでは開けにくい位置です。
そこで,グラインダーで削ろうと,頑張りましたが,狭い場所でうまく削れません。ましてやステムに垂直な穴にならないので,使い物になりません。
最終的に,金属加工用のビットを購入して,これで削りました。
普通なら,ドリルで加工するのが一番だと思いますが,今回のような中途半端な穴も,それなりに専用工具を使ったほうがキレイで早く仕上がります。
写真は作業中のものです。もう4~5mm程度削り込んで,最後にタッチペンでサビ止めしておきました。
今回の作業で,最も苦労した部分です。
もっと早く金属加工用のビットを導入すれば,スムーズに加工できたと思います。
工具はやはり「良いもの」そして「専用のもの」の方が作業は楽になるという典型ですね。
10月20日 キャリパーとフォークの干渉
ノーマルのフォークとキャリパの固定部分のつくりが異なるために,赤丸で囲んだ部分が,フォークの一部と干渉してしまいます。
キャリパ側を削って対応するのはちょっとコワイので,フォーク側を加工してみることにしました。
YZF750Rは6PODキャリパなので・・・念のため
写真は加工を施したフォークです。
現物あわせで,削っては確認を繰り返し,必要最小限の切削で済むように配慮しました。
もちろん左右とも,同じように加工します。
キャリパの選択肢の中には純正以外で評判の高いMOSキャリパもあったのですが,中古でも値段がそこそこであることや,取り付けるためはかなり削り込むか,もしくはサポートを製作する必要があったために断念しました。
10月25日 フォーク取り付けとクリアランスの確認
部品も全てそろったので,とりあえず組んでいきます。
写真はアンダーブラケットにフォークを固定したところです。この状態で,ハンドルストッパーが有効にはたらくかを確認しました。
かなりきわどいですが,一応当たっていません。(^^ゞ
こちらも同様にきわどいですが,当たっていません。(^_^;A
フォーク径が50mm超になったのと,フォーク間も若干長くなったのでで,当然といえば当然・・・
でも,当たってないのでOKとします。
(こりゃ転倒したら終わりかもね~)
10月27日 ホイール取り付け
塗装したホイールにディスクを取り付けます。ネジロック剤をつけてから,締めました。
当然ですが,左の写真の順にネジを締めこんでいきます。
締め付けにはきちんとトルクレンチを使います。
トップブリッジを取り付けてから,ホイールを取り付けました。
ホイールの取り付け時も,きちんとネジロック剤とトルクレンチを使いました。
今回,購入したホイールは塗装のためにディスクをはずしたのですが,その際ネジロック剤が多すぎだったのか,
はたまたネジの締め付けすぎだったのか良くわかりませんが,手持ちの工具でははずすことができずに,
バイク屋さんに泣きつきました。
10月29日 ハンドルの取り付け
純正ハンドルもあったのですが,ヤフオクでアップハンドルキットが出品されていたので迷わず購入しました。
ちなみにYZF‐R1用ですが,取り付け部の直径はφ51mmで同じなので,その点では問題ありません。
純正のハンドルを参考に,スイッチボックス他の取り付け位置に穴を開けます。
また,グリップもかなりくたびれていたので,思い切って新品にしました。(安物ですけど・・・)
右(アクセル)側は干渉も無く,無事に取り付けられたが,左側はクラッチレバーホルダの一部が,ハンドル取り付け部と干渉したため,とっととグラインダーで削り取りました。
10月30日 フロント倒立化完了
フェンダーの塗装を忘れていましたが,とりあえず完成しました。
今後,フェンダーの方は何とかします(笑)。
この写真はノーマルサスの時のもので,トップブリッジ部がタイヤの接地点からおよそ95mmになっていました。
この写真は倒立化した後のもので,トップブリッジ部が115mmになっています。しかし,YZF750のトップブリッジのクランプ部は10mm程度上にオフセットされているので,この状態で,ほぼノーマルと同じディメンションということになります。
とりあえず,完成して何よりでした。
倒立化後は,ハンドリングも素直で安定感がありますので,安心してライディングを楽しめます。
セッティングは現在
プリロード : 最弱
減衰力調整
伸び側 : -2(YZF750R ノーマル比)
圧 側 : -2(YZF750Rノーマル比)















