Factory
ヘッドライト・コントローラーの製作
ある日のことでした。 掲示板の記事に目をやると,SAMさんが「・・・モト・イージー・・・」みたいな書込をされていました。
「モト・イージーって,なんだそりゃ?」と思った私は,インターネットでさっそく検索して,ようやくその正体がわかりました。(知らなかった自分がチョット恥ずかしいですぅ。) さらに,いろいろなサイトでも装着事例や自作の仕方まで説明しているではありませんか。 「!?自作!?そりゃやるしかないでしょ!!」
っというわけで,便宜上名称を変更して「ヘッドライト・コントローラー」(つまり元イージー)を作ってみることにしました。
まずは仕組みから
今回製作するユニットの機能は・・・
「キーON」時はライトはOFF → 「Hi」でライトON → その後は「Lo」にしてもライトはONのまま
コレを実現するのが,「自己保持回路」という回路です。
とりあえず,回路図を簡単に書いて見ましょう。
右図のような回路では,Loからの入力があっても,リレーが作動していないために,ライトに電流は流れない。
ライトのスイッチをLoからHiに切り替えると,図のように電流が流れ,ライトが点灯する。
同時に,リレーにも電流が流れ,Lo側の回路がONになる。
Lo側への入力は無いので,Loは点灯せずHiのみ点灯している。
ライトが点灯(Hi)した後,Loに切り替えると,リレーがONになっているので,図のように電流が流れる。このとき,Hi側からの入力はなくなるものの,Lo側からの入力が,リレーをONの状態に維持する。(これが自己保持回路というものらしい。勉強になるなぁ~)
注意
ディマスイッチを「Hi」にしたままキーをONにすると,いきなりライトが点灯するので,この回路の意味が無くなります。エンジン停止の際には必ずLoにしておくこと
部品の調達
必要な部品は,何といってもリレー
12Vで作動し,電流は10Aも流せればよいので,OMRON/LY2/12VDCを購入
一応2個買いました。(一個は予備)
1回線のリレーでも十分なのですが,店頭に並んでいるリレーの多くは2~3回線のものがほとんど(っていうか全部そう)なので,2回線のものを購入しました。(オートバックスとか行けば車用の高価なリレーがあったかも・・・・)
2回線を並列で使えば,電流を半分ずつ流すことになるので,リレーの負担も軽くなるため長持ちするかも?
リレーの透明ケースに,回路図が書いてあるので参考にしましょう。(中身が見えるのでわかるけどね。)
自己保持回路に欠かせないダイオードです。IN4007です。
こちらは,リレーを作動させるための回路に使うだけなので,たいして電流は流れません。1Aも流せれば十分でしょう。
こちらも,予備を含めて4個購入しました。
回路図を見ながら,リード線をハンダ付けしていきます。
絶縁用のシュリンクチューブを忘れないようにします。
※後から取り付けられる部分はいいけどね。
突然完成してしまいました(驚)。
作業に熱中する余り,写真をとるのを忘れました。
っていうか,作業はひたすらハンダ付け。目だって難しいところはありません。回路図の通りになっているか確認しながら,確実にハンダ付けするのです。
あっ!でもダイオードの向きだけは間違えないように注意して取り付けましょう。
ヘッドライト側には,家に落っこちていたH4用のカプラを使いました。
反対側のカプラは無かったので,平型端子をつけておきました。(別途専用カプラをつけても良かったのですが,お安く上げるためです。)
装着
コントローラへの入力コードのアサインは以下の通りです。
上から順に
- 黄色 : Lo
- 黒色 : GND
- 青色 : Hi
出力(ヘッドライトにつなぐコード)はH4バルブのカプラなので,そのまま差し込みます。
念のため,純正ヘッドライトのコードのアサインは以下の通りです。
- 緑色 : Lo
- 黒色 : GND
- 黄色 : Hi
ですから,コントローラ側のコードは次のようにつなぎます。
- ヘッドライト側 - コントローラ側
- 緑色 - 黄色
- 黒色 - 黒色
- 黄色 - 青色
- ぁあぁややこしぃ・・・ 色を合わせて作れば良かったよ・・・orz・・・
おわりに
さっそく,実車にてテスト。
特に問題なく作動するようである。
メインキーをONにしてみると,確かにヘッドライトは点灯しない。
メーターやその他の部分はこれまでどおり点灯する(当たり前か・・・)
次に,ディマスイッチをHiにするとライトが点灯しハイビームとなり,その直後にLoに切り替えると,点灯したままロービームとなる。
もちろん,パッシングのスイッチでも,点灯する。こちらの方が扱いやすいかな?
これで,少しはバッテリーの負担も減ることだろう。
しかし,細かく言えば,点灯時は常にリレーが電気を消費するため,点灯時は「わずかではあるがバッテリーの負担は大きくなっているはずでは・・・」などと考えてしまう。
とはいえ,エンジン始動時にライトとセルの両方に電力を供給することを考えれば,ずいぶんと効果はありそうな気もする。
まぁ,イヤになったら,はずせばいいだけなので,とりあえずこのまま使ってみようと思う。
TRX以外のバイクでは,「セルを回すとライトオフ」になる車種があるらしい。ということは,セルスイッチをONにしたときに,自動的にライトへの電力供給をカットする回路が組み込まれているということになる。TRXは一度点灯させると,キーをオフにしない限り,ライトは点灯したままである。(;_;)















