Factory
LED テール・ランプの製作
LEDを使って,テールランプを製作しました。ポジション点灯時の減光には,専用の電子回路を用いることにしました。抵抗を使った回路でも代用できますが,専用の回路を用いると,微妙な明るさの調整が可能になるので,カッコイイかも・・・
※ ここで,用いる電子回路は「オーディオQ」のページで販売されている,「パルス幅変調式LED減光用部品セット」を利用することにしました。他にも,さまざまな実験データを参考にさせていただきました。
ついでに,TRXの場合,純正のテールランプは,かなり後ろに突き出したイメージなので,半分くらいの突き出し量にするとすっきりするかな?
パルス幅変調式LED減光用回路の製作
写真は,「パルス幅変調~回路」の部品です。お値段は900円です。基盤は付属していませんので,近所の電気屋で購入しました。
この回路で,およそ2000Hzのパルス電流を流し,LEDをON⇔OFFさせることで,減光させます。また,ONとOFFの間隔を調節することで,見た目の明るさも調整できる仕組みです。
回路図を見ながら,基板上に部品を配置して,ひとつひとつハンダ付けをして回路を組み立てます。
完成した回路です。裏側はちょっとものすごいことになっていますので,見せられません(笑)
この回路の製作には,およそ3時間を要しました(汗)。小さくまとめようとするあまり,裏側がとんでもなく混雑してしまい,作業がやりづらくなりました。基盤を目いっぱい広く使ってゆったりと配置したほうが,すっきりと製作できそうです。
中央上のグレーの部品が可変抵抗器になっていて,これにより減光時のLEDの明るさを微妙に調整できます。
LEDテールランプの製作
今回は,定電流ダイオード(10mA)を2本並列にして,20mAの電流を流して発光させるつもりでしたが,ダイオードの数が足りなくなって,急遽15mAの定電流ダイオード と混合して使うことにしました。(近所の電気屋では10mAは手に入らなかった・・・・)
そこで,どの程度明るさに差が出るのか実験してみました。右の3個は20mAの回路に,左の3個は15mAの回路につないでいます。光軸のずれから,左が暗そうですが,「なんだ,ほとんど変わらないジャン!」というのが,正直な感想です。
さっそく,基盤にLEDを組みつけてみました。
テールレンズにあわせて,円形に配置してみました。(LED 21個です。)
仕事が終わってから,深夜に少しずつハンダ付けの作業をしたので,およそ3日かかっています。
TRXはテールランプが2個あるので,同じものをもう一個作ることになります。(*_*;)
点灯試験です。
電源電圧を低くして,LEDをポジション点灯時の明るさ程度に発光させてみました。
この状態では,それぞれのLEDで明るさの差が見られますが,これは,LEDの個体差により生じるようです。
電圧調整式の減光回路では,こういった現象が避けられません。(通常はLEDの品質さえそろっていれば,それほど問題ないのですが,私のはいろいろなところから集めたLEDですのでしかたありません・・・)
しかし,今回は「パルス幅変調~」を使用するため,ポジションランプの状態でも,入力電圧は約13.8Vとなるため,問題ありません。
2個目の基盤も完成したので,片方は「パルス幅変調~」に接続。もう片方はダイレクトに13.8V で点灯させて見ました。
「パルス幅変調~」では,ちゃんとすべてのLEDが点灯することが良くわかります。すばらしい!!
ついでに,15mAの定電流ダイオードを使った部分も,目視では区別がつかないほどしっかり点灯しています。
調子に乗って,テールレンズに入れて(レンズの向きが違いますが)点灯させ撮影してみました。
レンズに入れると,明るさが”直視できないほど”ではなくなりますが,実用には問題ないレベルの明るさは確保できそうです。
また,ポジションランプ時とブレーキランプ時の明るさの差ははっきりとしていて,いい感じです。
テール・ランプ ユニット
テールランプのレンズを加工します。
冒頭で述べたように,TRXはテールランプが張り出した感じで長いので,ちょっと短くしてみます。
まず,てノコギリで3分の1ほど切り落とします。
このとき,レンズ固定用のツメは一緒に切り落としてしまうことになるので,ビス(φ3mm)でレンズを固定するために,上面に2箇所,ライセンスプレート灯(LED)用の穴(φ5mm)を下面に4箇所あけました。
切り口は紙やすりで丁寧に仕上げておきましょう。
内側のパーツもカットしたレンズと干渉しないように修正します。
ライセンスプレート用の照明はLEDを4個使います。
写真のように2個のLEDを直列につないで,定電流ダイオードもハンダ付けします。(写真では定電流ダイオードは,シュリンクチューブの中にあるので見えません) これを2セット作りました。
出来上がったら,テールレンズに取り付けます。LEDのサイズにあわせてφ5mmの穴を開けてありますので,内側から差し込んで,接着するだけです。(ズボラな私は,穴の位置を決めるのに,目分量でやってしまったので,結構ずれている(笑))
点灯試験です,かなり明るいです。ただ,光が広がらないので,ナンバーが読み取れるかどうかは???です。
テールランプも,写真のように組み込みます。
固定にはホットボンドを使いました。硬化も早く,ばっちり接着できます。ついでに,絶縁や防水にも使えます。
減光ユニットは,緩衝材でくるんでおきましょう。また,このままではみっともないので,一応ラバーシートでふたをしておきました。
装着
車体から取り外した純正のテールユニット(左)と今回製作したLEDテールユニット(右)です。約2/3位の長さになっているのが良くわかります。
写真はテールランプ点灯時の様子です。日中にもかかわらず,点灯しているのがわかります。(^_^;)あたりまえか・・・
夜の点灯試験です。真後ろからでは,「しぼり」が大きく変化してしまうため,わざとナナメ後ろから撮影しています。


おわりに
今回は,LEDテールランプユニットを製作してみました。車検のことも考えて,すぐにもとに戻せるようにと,別途テールユニットを用意しての製作となりました。
実際に装着してみて,部屋の中で実験していたときよりも少しだけ暗い印象でしたが,それでも高輝度LEDは視認性もよさそうです。実用にも十分耐えうるのではないかというのが率直な感想です。
明るさについては,レンズとLEDの間の距離が広くなると,暗く感じる傾向があるようです。レンズにぴったりとくっつけるようにセットすると,もう少し明るくできるかもしれません。















