Factory
ラジアル・ポンプ導入計画
ある日の早朝、事件は起こった。
あろうことか、ウチのやつがカーポートから車を出す際に、バイクに引っ掛けてぶっ倒してしまったのだ。
あちこちに小傷ができてしまったのはいうまでもないが、なんとブレーキレバーがポッキリと折れてしまっていた。
レバーだけ購入して修理しても良いが、これを機にラジアルポンプにしてみようということになったのである。
ラジアル・ポンプ導入計画
これが、今回導入した「ラジポン」
いろいろ悩んだ結果、
「YZF-R1純正のセミラジアルポンプ(φ16mm)」
を採用することにした。
名前のとおり、シリンダーのレイアウトが若干斜めです。
普通のラジアルポンプよりも、ちょっとだけ省スペースです。
作業者メモ
純正が5/8inchの場合は19mmを、
純正が14mmの場合は16mmを採用するらしい
手元にあったシリコンチューブをキャリパのエアー抜き用バルブに取り付け、古いフルードを抜き取ります。ブレーキフルードのタンクのフタをあけて、バルブのねじを緩めると少しずつフルードが出てくるので、適当な容器に回収します。
このまま放置しても良いのですが、時間がかかるのでブレーキレバーを操作して早いとこ抜き取りたいのですが、肝心のブレーキレバーは折れてしまっていますので、適当な棒っ切れの先で、マスターシリンダーのピストンを直接押し込んで、作業しました。(^_^;)
今回は、マスターシリンダーを交換するだけなので、完全に抜き取らなくても、タンクとマスターシリンダー内が空になればOKです。
※ 私のTRXは、EARL'Sのブレーキラインに換装してありますので、マスターシリンダーからブレーキラインが2本出ています。ですから、この作業を、左右とも行いました。
フルードを抜きとった後のタンク内の様子です。
なにやら、黒い物質がたまっています(^_^;)
前回の交換はいつだったか忘れてしまいました。(おそろしや)
でも、今回はタンクも一緒に交換するので、見なかったことにしときます。
とっととボルト類をはずして、純正マスターシリンダーを撤去します。
次にラジポンを取り付けます。
別に難しくはないけど、ブレーキラインの取り出し口や、エアー抜き用のバルブがフォークやトップブリッジ、アクセルワイヤホルダ等と干渉する可能性もあるので、十分確認してから作業しましょう。
また、場合によってはブレーキラインの長さが不足することも考えられるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
タンクは純正のステーにそのまま固定したのですが、タンクとラジポンをつなぐパイプの取り回しが結構大変です。
タンクは横(やや斜め下)に、マスターシリンダー側は写真のようにほぼ真上にパイプが伸びているので、これをつなぐゴムパイプは90度近く曲がってしまいます。
直角に曲がったホースがあれば良いのですが、そんな都合の良いモノは持ち合わせておりません。
ホースに少し余裕を持たせて、緩やかにカーブするように取り付けました。
最後に、新しいブレーキフルードを入れて、ニギニギしながらエアー抜きします。
エアー抜き用のバルブが、マスターシリンダー側にもあるので、ここも忘れずに!
また、古いフルードが混じっているので、ちょっと余計にニギニギしておきました。
これで完成!
マスターシリンダーを選ぶ際に、φ16mmでは小さすぎるのではないかという懸念もあったが、将来的にMOSを採用したいという考えもあり、YZF-R1純正を選択した。
現在は、ブレンボ(OEM)のキャリパであるが、ブレーキのタッチの変化は劇的でした。やわらかいのに徐々に効いてくる感じで、最後はきっちりロックし、しっかりと効きます。ノーマル時は制動初期の段階から、結構ガツンと効いていたので、この感じは新鮮でした。















