Maintenance
ワイヤーケーブルのグリスアップ
クラッチやアクセルの操作が重たく感じたら,グリスアップしてみましょう。
クラッチやアクセルがスムーズに動けば,それだけライディングも楽に,そして楽しくなるはずです。
比較的簡単な作業なので,こまめにやると良いですね。
ここでは,クラッチケーブルを例に,グリスアップの方法を紹介します。
クラッチケーブルをはずす。
- ① クラッチレバーホルダ部のロックナットを緩めます。
- ② 次に,アジャスタをできるだけ締め込みます。
- ③ ロックナット,アジャスタ,ホルダの切り欠き部分をそろえます。
- どちらも,手で回せます。回りにくいようならプライヤーなどを使います。
ケーブルを引っ張るようにして,はずします。
外れにくいようであれば,クラッチのプッシュレバー側(エンジン側)のアジャスタを緩めてから作業しましょう。
次に,クラッチのプッシュレバー側(エンジン側)をはずします。
カバーがあるので,手で取り外します。
ワイヤー先端のタイコを矢印の方向に押し上げると,ワイヤーをはずすことができます。
フレーム等に,クラッチケーブルを通すガイドがあるので,どのように通っていたかを確認しながら,ケーブルを取り外します。
- ※ ケーブルをとりはずさなくても,ワイヤーエンドだけはずせば作業は出来ます。ただし,その場合は,グリスなどが車体に付着しないように,十分注意して作業してください。
ワイヤーインジェクタ
この作業で,ぜひとも用意しておきたいアイテムがこれ、「ワイヤーインジェクタ」です。
1000円くらいで買えたような・・・
こんな感じでワイヤーに取り付け,しっかりとネジを締め付けておきます。
なくても,大丈夫>> http://moto.sakoma.net/bakachin/injekusyon.htm
もしくは>>http://www.hi-ho.ne.jp/mtan/CBR.htm#Wire
CRCでの内部洗浄
まずは,CRCで内部の洗浄です。
ワイヤー・インジェクターの穴から、CRCを吹き込みます。

左の写真のように,よごれが出てきます。
右の写真のように、透明な状態になったらOKです。
- ※ インジェクタを使っても,結構CRCがインジェクタの穴等から漏れるので,ウエス等でくるんで作業したほうが良いでしょう。
グリスの注入
きれいになったところで,グリスを注入します。
今回は,YAMAHA純正の「ワイヤーグリース」を使ってみました。
- ※適度な粘性と浸透性があれば,他のグリスでも問題ありません。中にはシリコンスプレーのみという方もいらっしゃるようですが,この場合は,こまめなメンテナンスが必要になるでしょう。安全性について保障はできませんのであくまでも自己責任で。
- CRC同様に注入します。
- ※ ここでも,インジェクタをウエス等でくるんで作業したほうが賢明です。
反対側からグリスが噴出してきたらOKです。
ワイヤーを数回ストロークさせてみて,妙な引っ掛かりがないか等チェックしておきましょう。
また余分なグリスは,きちんと拭き取っておきましょう。
ケーブルの取り付け
クラッチケーブルを取り外したときとは反対の手順で取り付けていきます。
クラッチの遊びは,レバー先端部で10mm~15mmと指定されています。
クラッチのプッシュレバー側(エンジン側)で大まかに調整しておき,レバー側のアジャスタで微調整をします。
ちょっとしたメンテナンスですが,こまめにグリスアップしておくことで,クラッチ操作が楽になるのでお勧めです。アクセルワイヤーなども同様に作業できるので,こちらもお勧めです。











